COLUMN of 高橋克之

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貝よりはじめよう

2016-11-26

貝に入る

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貝を覗いてみる
そうすると、貝から出られなくなった
それは覚悟していたが、やはりつらい
つらい中で、10以上前にもやはり貝を覗いていたことが思い出された
どうやらあまり代わり映えしていないように感じられた
貝の中には貝男がいた

貝が立ち上がる


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貝男は、話しはじめる
貝の中は、ほの暗い
海の響きをなつかしむ
食べられるのもやむをえない、感じもする
そして、どういうわけか、大きくなっていく
それに伴い、貝は立ち上がる
そして貝男は私に問いただす
お前も同じく、貝男になるか、あるいは貝と別れるか

さて、どうしたらよいものか
と、考えて考えて眠くなり、ふと、ここはどこなのか、と考える
そしてあぁそうじゃ、ここは10年後のハタホテルだった
と思い出したところで、貝から身を出すことができた

あたりは、津波と不況であとかたもない

貝に乗る

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貝男の質問を、再び考え始める

結局、貝男になることも、貝と別れることもやめるのがよいという結論にたどりつく
それでどうするか考えた末、とりあえず、貝に乗ってみることにした

すると、10年昔もそんなことがあったようである
バランスを取ろうとあたふたする

なぜか ねじ式 のラストシーン を思い出した